当店は平成元年からオートザムグループに参画しまして、マツダディーラーとしてマツダ車の新車販売をさせていただいております。
マツダ車は以前はロータリーエンジン、ロードスターなど、ある意味スポーツカー寄りのメーカーという印象が強かったように感じますが、近年特に平成24年に発売されたCX-5から始まった第6世代と呼ばれる新型車種(CX-5、GJアテンザ、BMアクセラ、DJデミオ)が持っている特性は「人馬一体」というキャッチフレーズで開発されています。
では人馬一体とは何なのでしょう。
以前はユーノスロードスターが発売されたときに使用されていたフレーズですが、当時はスポーツカー特有である限界時点での走行性や安定性を追求すると言う意味で使用されていました。
ところが、上記の第6世代ラインナップの中で、純粋にスポーツカーと呼べる車はありません。
では、現在のマツダが目指す人馬一体とは何なのでしょう。
人馬一体:人と馬が一体となって運動する
意味としてはこのようなことですが、では人と車が一体となるということはどのようなことなのでしょう。
それは、人がどのように走り・曲がり・止まりたいかという意図を車が感じ取り、その意図の通り運動することではないかとマツダは考えています。
このようなことが可能な車を目指して開発された車が現在のマツダの車であり、その技術を総称してスカイアクティブテクノロジーと呼んでいます。
このスカイアクティブテクノロジーにはスカイアクティブエンジン、スカイアクティブドライブ(AT or MT)、スカイアクティブシャーシ、スカイアクティブボディーとそれぞれ車を構成する部門があり、どの部門も統一して人馬一体という理想を追求するために開発され、当然ながら高い安全性と先進技術を兼ね備えた車を開発するというマツダの車作りに対する思いが詰まっています。
走って・曲がって・止まる
車はこの3つの動きを当たり前のように繰り返していますが、実際に運転する人の意図に沿って動いているのでしょうか。
実は人の意図が車に伝わるまでにはコンマ何秒という伝達の時間があり、